平成28年度 徳島県地盤工学研究会 特別講演会(第2回)のお知らせ

主催 (公社)地盤工学会四国支部 徳島県地盤工学研究会

 平成28年度第2回の特別講演会を開催することになりましたので,ご案内申し上げます.今回は,九州大学教授の安福規之先生をお招きしてご講演いただきます.安福先生は地盤工学,地盤基礎工学,地盤改良・補強工学を専門として研究・教育をされており,これらの専門分野での研究成果を通して広く社会に貢献していくことをめざしていらっしゃいます.講演内容は下記の通りとなっておりますので,多くの方のご参加をお待ちしています.

G-CPD: 1ポイント

開催日時: 平成29年 3月 10日(金) 15:00~16:30

会場: 徳島大学工業会館(http://www.tokushima-u.ac.jp/kgk/ourhall/)

参加費:  無料
講師: 九州大学 大学院工学研究院 教授 安福 規之

特別講演の題目(予定): 「熊本地震における地盤災害とその復旧状況および最近の地盤工学的話題」

特別講演の概要(予定): 2016年4月14日,および4月16日において,震度7を越える地震が熊本県益城町を中心にわずか28時間という短時間に相次いで発生しました。震源は,いずれも布田川断層帯と日奈久断層帯の会合部付近の深さ11-12kmにプロットされます。余震域も,北東−南西方向の両断層帯に沿うように分布することなどから,熊本地震は,この断層の運動にともない発生したと考えられています。この熊本地震では,益城町から南阿蘇村にかけて,右横ずれの地表地震断層が連続的に出現し,益城町堂園付近において,最大180 cmの変位が確認され,また,鉛直変位量は,布田川断層帯の北向山断層で60cmが計測されています。この地表に到達した断層運動は,熊本城をはじめ多数の構造物や宅地地盤に被害をもたらしたと同時に,傾斜地や阿蘇カルデラ内で多くの地表亀裂を発生させ,斜面崩壊や陥没による被害を引き起こしています。
本講演では,(公社)地盤工学会の「平成28年度熊本地震地盤災害調査団(団長:北園芳人熊本大学名誉教授)」として昨年の11月までに調査・分析した結果に基づいて,特徴的な地盤,土砂災害の状況を紹介するとともに,熊本の創造的な復旧・復興に向けて学術的視点,地盤工学的観点から考えるところを述べたいと思います。また,昨年の11月福岡で大規模な陥没事故が起りました。これは,地下水と地盤が深く関係した地下構造物における地盤災害と考えられます。過去の事例もまじえて,被害状況などの紹介を時間の許す範囲でまた私の話せる範囲で話題提供させていただき,皆様と意見交換ができればと思っています。

参加の申込み:お名前,所属,連絡先住所,電話番号,E-mailアドレスを記入し,下記宛てにE-mailで申込み下さい。
※交流会参加の参加希望の方は,講演会のそれと併せてお申込み下さい。

交流会(予定):徳島駅前周辺  会費5000円程度

申込み締切り:平成28年3月3日(金)

申込み・問合せ先:〒779-3120 徳島県徳島市国府町南岩延883番地9
株式会社基礎建設コンサルタント 技術部 技術課 小林 昌弘
TEL:088-642-5330,E-mail:kobayashim@kisocon.co.jp