四国支部について

 四国は急峻な地形と脆弱な地質からなっており,また,中央構造線などの断層が多く走っています。そのため建設工事に伴って,あるいは自然発生的に多くの地盤工学的問題が発生しています。例えば山間地での地すべりやトンネル掘削時の問題には事欠きませんし,沖積地盤でも溺れ谷に起因するような難しい問題が多々起こっています。そのような問題だけでなく,四国は豪雨に起因する土砂災害の多発地域です。また30年内の発生確率が50%以上と言われている東南海・南海地震も近い将来,間違いなく発生します。
 地盤工学会四国支部では四国のこのような問題に対応するために,各種の学術的活動を行っています。具体的に示しますと,講習会,学術講演会,見学会,技術研究発表会,シンポジウム,研究委員会などで,併せて年に10数回の行事を実施するとともに,会員諸氏が日夜,調査,設計,施工に励んでいます。特に,東南海・南海地震の被害は甚大です。そこで,地盤工学会四国支部では,常設の地盤災害研究委員会を中心に精力的に調査研究に励んでいます。
 地盤工学会四国支部は,四国内に在住する地盤工学会会員により構成されています。四国の地盤工学的問題を共に考えるために,より多くの方々に入会願えれば幸いです。