【委員公募】大雨に伴う斜面災害に関する研究委員会

(公社)地盤工学会四国支部研究委員会 委員公募のお知らせ

 

四国支部では、令和6年度から大雨に伴う斜面災害に関する研究委員会を新規に設立します。本研究委員会の設立にあたり,以下の要領で委員を公募しますのでご応募ください。なお,定員を超えた場合には,選考させていただくことがありますので,あらかじめご了承ください。

 

委員会名:大雨に伴う斜面災害に関する調査研究委員会

1.設立の背景と趣意

  • 四国地方は、面積の9割を山地が占めるため、中山間に位置する集落では、斜面にインフラが整備されている。また、台風の通過経路に位置することから、毎年のように大雨に見舞われ、斜面災害に伴いインフラや家屋に被災している。地球温暖化等に伴う気象変動で、雨量強度の大きな降水の頻発化が想定される中、未だ多くの問題を残す土砂災害に対する技術開発やその普及は重要な課題である。
  • 委員会は、斜面災害に関する既往研究や大雨で生じた斜面災害の履歴を収集・整理し、降水量や発災時の降水状況、災害種類の分類や分布、基盤地質の違いによる影響等を斜面防災の観点から分析することを目的としている。期間中、定期的な研究会や現地視察等を精力的に行うとともに、技術者の交流と連携の強化を図る。

 

2.委員会の活動概要

研究は斜面防災を目的に行う。特に、大雨に伴う斜面災害に関する問題を対象とする。具体的な研究活動は以下の通りである。

・年3回程度の委員会で活動計画の策定・報告を行う。

・斜面災害に対する既往研究を収集・整理する。

・四国地域の既往災害を抽出し、斜面災害の記録・報告を収集・整理する。

・大雨の降水と斜面災害発生状況等を分析する。

・土砂災害の分布状況、発生メカニズム、基盤地質の影響等について検討する。

・現地視察を行い、斜面災害の発生状況や被災状況等について確認する。

・研究論文の作成、研究発表会への参加等を通じて成果報告を行う。

・斜面防災において、社会貢献に資する活動を行う。

 

3.委員会の構成

・委員長候補:バンダリ・ネトラ・プラカシュ 愛媛大学 教授

・委員

 

4.活動期間

2024年4月~2027年3月

大雨に伴う斜面災害に関する調査研究委員会 工程と予算

 

5.応募要領

別添の応募書類に以下の項目をご記入の上,Eメールで下記の応募先までご連絡をお願いします。

・記入項目: 氏名,所属,所属先住所,連絡先,応募に至ったきっかけ,委員会活動を通じて取り組みたい事項

・応募締切り:2024年3月31日

・応募先:地盤工学会四国支部事務局(E-mail:office@jgs-shikoku.org)

大雨に伴う斜面災害に関する調査研究委員会_応募書類(氏名)